長野県長野市松代町|しろくまペイントの施工事例をご紹介します。

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施工事例

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2021/01/23

屋根塗り替え

長野県長野市松代町
長野市松代町 M様邸 屋根塗装工事

Before

長野市松代町 M様邸 屋根塗装工事 Before 写真

After

長野市松代町 M様邸 屋根塗装工事 After 写真

長野市松代町で コロニアル屋根の塗装工事を行いました。

施工地域 長野市松代
施工場所 戸建て住宅
施工内容 コロニアル屋根の塗装
施工経緯 ホームページよりお問い合わせをいただきました
使用材料 アステックペイント スーパーシャネツサーモシリコン

ホームページにてお問い合せいただきましたお客様より、戸建て住宅の屋根塗装を
承りました。
施工前の写真をご覧いただくとお分かりいただけるかと思いますが、
屋根の色が赤茶色になっていると思います。
元々は黒色だったそうですが、塗装後3年経過したぐらいからこのような色になってしまった
そうです。

お客様ご自身も『屋根にどのような塗料が塗られているのかも分からない』とのことです。

塗装の施工不良を招く原因とは?

今では少なくなりましたが、一昔前ですと何の塗料をどこに使って塗装をするのかといった説明は一切せずに
塗装を行っていた
という話しもあります。
例えば、屋根に適していない塗料を屋根に使用してしまうことです。
なぜ説明がなくなってしまうのかと言えば、お客様が完全に施工を業者さんに任せている場合であったり、
業者さんと古くからのお付き合いがある、等の理由が挙げられます。

結果、知識や経験に乏しい人が、わからないまま塗料を選び塗装することで、
数年後の施工不良につながってしまうのです。

また誤った塗料の選定だけでなく、

・高圧洗浄を確実に行っていない
・乾燥時間が甘い
・塗料を必要以上に希釈をする
・塗る回数が定められた回数よりも少ない

といった、不適切な下地処理・塗料の扱いにより施工不良が起こる可能性が上がります。

屋根材の塗料の見分け方とは?

今回、現状塗装されている塗料の種類が不明なので、
最初の塗料の選択を間違えると、

既存の塗膜と密着しない
塗膜表面が溶けてしまう

といったケースがあります。
そのため、施工前の段階で溶剤を使用し屋根材を拭いてみました。
その際、
・赤茶色の塗料がタオルに付く➡水性の塗料が使われていると考えられる
・塗料が付着しない➡油性の塗料が使われていると考えられる
このように考えられます。

実際に屋根材を拭いてみると溶けなかったので、今回は溶剤の塗料で施工を進めました!

施工内容

お客様のご自宅の屋根材は、コロニアル(スレート)になります。
塗装もそうですが、下地処理が重要です!
最初の作業でもある下地処理の高圧洗浄ですが、じっくり時間をかけて行い、
脆弱な塗膜や汚れを洗い流して、乾燥時間も確実にとります。

下塗りは、遮熱効果のある “シーラー” と呼ばれる塗料を使用し、
コロニアル屋根に浸透するよう塗装します。
屋根材の劣化が進んでいると、1回の塗装だけでは屋根材自体の性能が回復しないので、
2回は塗装を行います。
素地の色が隠れるくらいまで塗装することが望ましいです。

コロニアル屋根には欠かせない “縁切り”

その後、中塗りと上塗りをして施工完了になりますが、コロニアルの場合
“縁切り” と呼ばれる工程を必ず行わなければなりません。
縁切りを怠ってしまうと、雨が降った際に “毛細管現象” によって隙間から水が浸透していくために、
雨漏りを引き起こす原因となります。
塗装によって塞がってしまった隙間を縁切りで確保し、水が排水される流れを作る必要があります。
縁切りは、刃物を隙間に入れて隙間作る方法のほか、
事前に“タスペーサー” と呼ばれるものを屋根材の間に挟んで隙間を作る、2通りの方法があります。

コロニアル屋根は、劣化が進行しすぎている場合や塗装ができないコロニアル屋根が存在するため、
塗装前には現地調査が必要です!
塗装できない場合は、新しい屋根を葺き替えする方法が望ましいです。

左:高圧洗浄   右:下塗り1回目

左:下塗り2回目   右:中塗り

左:縁切り   右:上塗り

before/afterをご覧いただいた通り、赤茶色に変化してしまった屋根ですが、
カーボンブラック(いわゆる濃いグレーですね)のお色で、新たに塗装させていただきました✨
使用した塗料である、アステックペイントの『スーパーシャネツサーモ』は、
遮熱塗料となっており、太陽の光を反射し蓄熱を防ぎ、室内の温度上昇を抑えます☀
また、蓄熱しないことで熱によるダメージを防ぐことにもつながります。
さらに高耐候性という点から、長期にわたり劣化要因である紫外線や雨などから屋根を守ってくれます!
(ほかにも、同商品を使用した屋根塗装の事例がございます)

以前は、3年程度で色が変化してしまったご自宅の屋根ですが、
遮熱効果も体感いただきながら、塗料による美観維持の力もぜひ感じていただければと思います。
この度は、しろくまペイントへご用命いただきありがとうございました!

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